ニュージーランドのCOVID-19（新型コロナウイルス）状況・6 <8/15追記>
8月も半ばとなり、テ・アナウは朝晩は冷え込むものの、日中は少し暖かくなってきました。
日本の皆さまには暑中お見舞い申し上げます。
日本は今週からお盆期間に入り、一年で一番暑い時期で、特に今年は長引いた梅雨の後だけに厳しい暑さがよりこたえると思います。皆さま、くれぐれも熱中症にはお気を付けください。
お盆休み期間でも、COVID19（新型コロナウイルス）感染が再度拡大したため、どこにも行かない、行くようにしないと言う方が多いようです。
国内感染者ゼロが102日間続いたニュージーランドでも、8月11日、再度、国内新規感染者が4人となり、その不明な感染経路判明のため、政府は8月12日正午から金曜日（8月14日）の深夜まで、オークランド地域をレベル3（＋マスク着用）、それ以外の地域をレベル2へ警戒レベルを引き上げました（詳細は以下のサイトから）
8月11日夜の時点では情報も交錯し、正確な感染者数も判らなかったのですが、昨日8月12日夜になって、上記4人との「濃厚接触者」で感染疑いの方が4人いることになり、今日、結果的に13人の感染が見つかり、現在のニュージーランドの感染者数（疑いも含む）は36人（海外帰国者19人）となっています。
上記4人はPCR検査を受けるまで他地域への旅行もしていたことから、さらに感染拡大しているかもしれないということで、政府は感染者の感染経路を突き止める（政府はまだ正確な経路を発表していません）、4000以上のPCR検査から新規感染者を早急に見つけ、これ以上の感染拡大を最小限に抑えることに尽力しています。
「感染経路が不明」のため、もしかすると警戒レベルがさらに上がるかもしれないと考える人たちも多く、制限があるオークランドではスーパーでの買い物トラブルがあるようです。
当社のあるテ・アナウは「レベル2」で大きな制限はありませんが、すでにスーパーからはパン・小麦粉・イースト菌・スパゲティ・トイレットペーパーなどが無くなっています（涙）
最初の感染報道から半年以上が過ぎ、大きな打撃を受けた経済をそろそろ戻したいという中で、「収まったと思うと、また感染者が出る」にはやる気が削げ、ストレスが増えて、疲れている方も多いのではないでしょうか。
しかし気持ちが下がっている時は身体の免疫力も低下し、感染しやすくなります。この状況はまだまだ続きそうなので、ストレスを発散する方法を見つけ、感染に注意して、状況と上手に付き合って生活していきたいものですね。
ニュージーランドの皆さまも、日本の皆さまもお元気にお過ごしください。
8月15日追記＞
昨日14日に首相会見があり、8月26日の23:59までの（8月12日から数えて）二週間、オークランドは警戒レベル3、他地域は警戒レベル2となりました。
この警戒レベルの見直しは21日に行われ、26日以降の警戒レベルについて発表があります。
今日15日の感染陽性者は56人（うち海外帰国者19人）で、11日に見つかった感染陽性者に関わる人数は37人となっています。
11日に始まった感染陽性者に関わる人たちからの感染陽性者を見つけ出す過程で、国境関係者に対する検査不備も見つかって、出来るだけ早く感染陽性者を見つけようと11日からの4日間で合計5万件のPCR検査が行われています。
政府は今回の警戒レベルを引き上げに伴い、来週月曜日には9月に予定されている総選挙の実施について、また、給与補助金期間の延長についても追々発表するとのことです。
※ニュージーランド政府 COVID19（新型コロナウイルス）サイト 日本語ページ
※ニュージーランド保健衛生省サイト内、現在の感染者状況ページ
※外務省海外安全ホームページ https://www.anzen.mofa.go.jp/
※上記サイト内、新型コロナウイルス（日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限）ページ https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html
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