ニュージーランドCOVID(新型コロナウイルス)状況・12

当社サイトにアクセスしていただき、ありがとうございます。
4月、ニュージーランドは秋、日本は桜吹雪の舞う春の頃ですが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

海外旅行ができない今、海外で日本人向けのサービスを提供する当社サイトへのアクセスが少ないのは致し方ないこととは言え、時々気持ちがめげそうになります。でも、当社(私ども)の様子を伝えるのはこのお知らせだけと思い、一か月~二か月に1回の更新でもなんとか細々と続けております。

そんなこのページにアクセスしていただいたのでしたら、とても嬉しいです。

 

4月になってテ・アナウの街も木々の葉の色が変わり(変わるのは外来種のみ)、今シーズンのミルフォード&ルートバーントラック両Guided walk は二週間ほど早い5日に終了、Independent walk(個人歩き)も今月いっぱいで終了して、ハイキング・トレッキングハイシーズンが終わります。

日本では4月1日から新年度・新学期が始まり、当社にいただくお取引先さまからのメールも「退職」「転職」「異動」といったお知らせが多く、驚いたり、寂しく感じたりする時期ですね(因みにニュージーランドでも銀行、税金関係は4月からが「新年度」になります)。

 

COVID感染拡大を取り巻く状況に大きな変化

先回のお知らせから時間が経ち、ニュージーランドのCOVID(新型コロナウイルス)状況は大きく変わりました。
このお知らせ下部にある「現在の要請感染者数」にもありますように毎日「新規要請感染者」は出てはいるものの、その殆どが海外からいらした「隔離期間中」「隔離後、追跡中」の方たちで、市内陽性感染者の確認がされておりません。

その状況を受け、4月6日ジャシンダ・アーダーン首相が会見を開き、4月18日深夜23:59から隣国オーストリアとの国境を開け、「隔離なし」での入国を許可すると発表しました。
ニュージーランドとオーストラリアの間にあるタズマン海をまたぐ位置関係から「trants-Tasman Travel Bubble(近づいても良い距離の関係を”シャボン玉の中”となぞらえて)」と名付けられた往来開始の発表は航空、観光業界はもとより、長いこと会うことを待ち望んでいたご家族たちに大きな朗報となりました。

ニュージーランドでは4月16日に小中高の初めの学期が終わって、17日から5月2日まで「秋休み」になります。それに合わせた日でのスタートとしたのでしょうか。実際、この知らせを受けて、(7月にある学校の冬休みも合わせ)ニュージーランド―オーストラリア間の航空券が1万席を超えるほど予約されたとそうです。

オーストラリア政府は他国との往来自由も検討中とのことで、COVIDで止まっていた状態が少しづつでも動き始め、良くなっていることを感じています。

 

ところが・・・

往来が自由になった、一国相手でも国境が開いたと喜んでいる中、4月8日、ニュージーランド政府は隔離施設での新規陽性感染者23名のうち17名がインドからの入国者ということから、4月11日から28日までインドからのフライトを停止を発表しました。
これは、いくらニュージーランドや、オーストラリアで陽性感染者数が減っても、世界にはまだまだ要請感染者が増え続けている国もあることを実感させられました。

さらにTasman Bubble 開始の発表後、4月11日にオークランド市内にある隔離施設(ホテル)警備員スタッフの陽性感染が確認されました。その方はすでに感染が確認されている同じ隔離施設勤務者に接触の同じケースからの感染と感染経路はすぐに判明したのですが、陽性感染が分かるまで市内各所を訪れていたことから、「市内感染が広がっていて、またもやロックダウン(都市封鎖)か」と戦慄が走りました。

政府は追跡調査や各地で検査を行い、他の「市内感染」は確認されていないと判断、ひとまず安心しました。また、このケースで緩んでいた隔離施設での感染拡大防止や隔離施設関係者全ての追跡記録を残すなどの対策を引き締めました。

 

COVIDの手強さに収束はまだ先

19日からニュージーランド各地の空港にオーストラリアからのフライトが到着し、空港で会う場面を見ると「オーストラリアとの往来ができるようになったから日本とも是非に!」と思ってしまいます。
その日本の感染数は、2月に暖かくなってきて減ってきている、と思いきや、3月の緊急事態宣言終了後から再度増え、4月に入って急激に増加して、「まだまだそれどころではない」状態です。

世界各国ではワクチン接種も進んでいますけれども、日本政府はワクチンを確保していない、システムが確立しておらず接種率が進まない、ワクチンが効かないCOVID変異株も出てきて、と問題山積みでなかなかことが進みません。

国内で大変なことになっているのに加え、20日には海外からいらしたお二人の日本人が入国時の検査規定を満たしておらず、入国することなく在住国に送還になったという報道も目にしました。今は日本へ行くことも、日本からお越しになることも、とても困難なことのように思え、ますます日本に行きたい、家族に会いたい気持ちが募ります。

 

事態が長引く中で何ができるのか

先月で各国との国境を閉ざしてから丸一年。感染拡大が始まった頃にはここまで長引くと思っていなかったのに、今では「年内までも難しい」という予測で、2020年11月~2021年3月の1シーズンを何とか乗り越えれば、と思っていたのが、「2021年11月~2022年3月」のシーズンもこのままになるの?と思うようになってきました。

そこで、これからと次のシーズン、当社、私どもになにかできるのか?を考えてみました。

まず、今シーズンはまったくお客さまが無いと思っておりましたら、ニュージーランド在住の日本人の方数名にご利用いただき、ニュージーランドでも「国内旅行」が増えたということで、来シーズンも在留邦人の方向けにガイドサービスをお知らせして行こうと思います。

また、日本や海外にいらしゃる方たち向けに「オンライン」でのバーチャルハイキングツアーを販売することにいたしました。

すでにニュージーランドでも、他国でも、日本国内でも、観光・旅行関係の方たちだけではない方たちも「オンラインバーチャルツアー」を販売し、たくさんの方たちがお家にいながらにして旅行を楽しんでいらっしゃいます。
当社はニュージーランド南島、フィヨルドランド国立公園内のハイキングやトレッキングコースをご案内しておりますので、そういったコースのハイキングをオンラインツアーで提供しようと思い立ちました。

 

オンラインツアーを販売するために

その場合、ニュージーランドでは「国立公園内”全ての金銭の授受がある商業活動”をする時は許可権(コンセッション)が必要」ということで、オンラインツアーを販売するにはニュージーランド政府 Department of Conservation(=DoC・ニュージーランド自然環境保護省)に撮影許可申請をしなければなりません。

このコンセッション許可権は、DoCのトップ・自然環境保護大臣と契約を交わすという政府書類ですから、その申請書類は政府関係独特の表現や言い回しが多くなります。私どもは2000年の当社創業前から様々な理由で10回近い申請経験はあるものの、元々英語が得意でないだけに、その度そのたびが「苦行」でした。

今回もこの「苦行」から逃げたくなりましたが、DoCテ・アナウオフィススタッフの暖かいサポートもあって申請することが出来、無事許可も下りて、「正々堂々?」とビデオ撮影しております。

撮影したら、次は編集です。始める前に「したことがない」「やり方をを知らない」「私たちに出来るのか」「機材はあるのか」というハードルが目の前に並び、やり始めてすぐ、そのハードルの高さに挫けそうになりました。この作業をやると、テレビ局、映画製作の方たちを深く尊敬し、オスカー(アカデミー賞・今年は今週末)の編集賞の偉大さを知り、普通の方でもYoutubeにチャンネルを持ち、動画をアップしている方たちがスゴイことだと分かります。

何度も「もうやめちゃおっと」と編集作業を途中で放り出しそうになり、それを防ぐ?べく、自らを”やらなければならない”状況に追い込むべく、TwitterとFacebookで「オンラインツアー販売”予告”」をいたしましたので、恐らく完成すると思います(思いたい)。

やはり、ほんの6分ほどのビデオ編集に紆余曲折を経て10日掛かっています。こういったことに呆れずにお待ちいただき、晴れて皆さまに販売をお知らせし、よろしければご参加いただいて、お家で居ながらにしてフィヨルドランドハイキングの景色と、当社ガイドの案内をオンラインで楽しんでいただければと思っております。

 

 

何時もいつも長くなる文章(特に今回は「心の懺悔」もある)を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
テ・アナウは25日のANZAC祝日で三連休になる週末25日夜から来週の火曜日くらいまで冷え込み最低気温が2度ほどになるらしく、クィーンズタウンでは積雪予報も出ているようです。日本ではもう最高気温が25度以上になる日もあるとのこと。皆さま、感染にご注意され、くれぐれも体調にはお気を付けてお過ごしください。

私どもは引き続き、撮影&編集作業に勤しみ、次回は「オンラインツアー販売開始」をお知らせしてまいります(←これも追い込み行為の一つです・えへへ)

 


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※ニュージーランド政府 COVID19(新型コロナウイルス)サイト 日本語ページ
※ニュージーランド保健衛生省サイト内、現在の感染者状況ページ
※外務省海外安全ホームページ: https://www.anzen.mofa.go.jp/
※上記サイト内、新型コロナウイルス(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限)ページ: https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html

 

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