国境開放→来シーズン営業のお知らせ

日本の皆さまには少し遅いですが、残暑お見舞い申し上げます。お盆も過ぎ、少し暑さが和らいだものの、まだ時折、暑い日があります。今年のお盆休みは3年振りに制限のない移動が可能となり、帰省先やご旅行先で過ごした方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ニュージーランドでは7~9月は「祝日がない月」です。7月はまだ?スクールホリディはありますけど、8~9月は「何の休みもない」月で、ホリディ好きなニュージーランドの方には”辛い月”かもしれません。

 

 2年4か月半ぶりに国境全面開放

その8月1日(正確には7月31日の23:59)より、ニュージーランドへヴィザ取得の有無にかかわらず全世界の国々から入国可能となり、2年数か月ぶりの「国境全面開放」となりました。

但し、ニュージーランド市民権、永住権、居住権所持の方、ニュージーランドに在住するオーストラリア市民権所持の方「以外」はワクチン接種証明が必要なのと、入国後5、6日目のRAT(抗原)検査&自己申告が条件は継続のままです。

対してニュージーランドからの日本入国時も、入国時検査と自己隔離は不要になったものの、渡航先出発72時間前までのPCR検査による陰性証明書提示も継続されており、日本の皆さまが海外旅行に「二の足を踏む」原因の一つとなっておりました。

この厄介な入国前検査が、8月24日の首相発表により、やっと『9月7日からワクチン3回接種者に限り不要』となりました。

 

ニュージーランドでも日本でも感染者増加

7月のお知らせの時は一日の新規感染者数が1万人を越えていたニュージーランドも、アップダウンを繰り返しながら減少し、先週は2000~3000人台と随分と減ってきています。

この感染者数増加時に、人手不足となった医療現場がひっ迫しているたことから、政府は引き続き「”信号システム” Covid-19 Protection Flamework 」の色は”オレンジ”のまま、入国条件も継続で、留意して行く方針です。

日本も7月半ばくらいから感染者が増え始め、夏休みが始まって人々の移動が活発になるとさらに増加し続けました。お盆休みが終わり、ニュージーランドと同じように増加、減少、増加、減少のアップダウン状態になり、少しづつ減少しつつあります。

ニュージーランドの医療現場と同じく、日本も医療現場もひっ迫し、とても厳しいのと感染者申告の規定が状況に沿っていないことから、日本政府はお盆休み後、移動が落ち着いた時点での感染者数などの状態を見て、感染者数の全数把握を見直すことになりました。

8月24日の首相発表で、まずは新規感染者数の申告方法各都道府県での判断での変更を認め、その対象を高齢者や基礎疾患のある方に限ることを可能にすると説明しました。それを受けた各都道府県では、突然、判断を任せられ混乱していることから、結局、国が規定を決めるとかはっきりしていません。

今後、自己症状がない場合は外出可能にすること、自己隔離期間の短縮すること、感染症法の位置づけを現在の2類から5類に引き下げることなどを検討していくようです。。

 

 ニュージーランド航空も動き出しました

ニュージーランドの国境が全面開放しても「渡航」の手段である航空便がなければ行くことができません。ニュージーランド航空は、1日の国境開放を受け、10日に ニュージーランド航空が10月から来年3月までの”下期”スケジュール を発表しました。

これを見ますと、10月まで週2便だったのが、11月から12月にかけて週3~4便、12月半ばから2月半ばは週6便、2月半ばから3月は週7便にするとしています。

まだ状況が不安定のせいか、サイト内ページには「今後の状況によってはスケジュールを変更することもある」ともありますけれども、航空便が増加することは大きな前進です。

 

ニュージーランド(日本)出発前から日本帰国まで~の手順と規定、最新版

6月21日よりニュージーランド入国時の陰性検査が不要となりましたのにリストに残っておりましたので、改めて訂正し、再掲いたします。

日本出発前 (要 NZeTa 取得):1・3月31日から政府指定の「Traveller Declaration・旅行申告」サイトから登録し、「出発28日前」からワクチン接種状況などのデータを入力  → 2・渡航国指定の「出発〇時間前以内(ニュージーランドは48時間以内・RATかLAMP検査の場合は24時間以内)」に定められた方法での検査を受ける(費用・自費検査となるため1万~2万)→ 2・証明を受け取ったら、このPCR検査もデータを入力するとフライトチェックイン時、入国時に必要な「Travel Pass」が登録メールに送信される手順の詳細・日本語

✓日本の空港:3・フライトのチェックイン時、パスポートと航空券と共に上記「Travel Pass」を見せる

ニュージーランド入国時~滞在中
ニュージーランド市民権所持者、5月5日23:59以降永住権&居住権ビザ所持者、ニュージーランド在住のオーストラリア市民権所持者「以外」ワクチン接種未完了は入国不可
4・入国時、RAT検査を受ける → 5・5日目または6日目に(これも正しくは両日ではなく、どちらか一方の日でした)RAT検査を受けてアプリやサイトで報告

ニュージーランド出国前:6・9月7日より、3回ワクチン接種者は日本政府が定める「出発72時間以内」にPCR検査を受け(費用はNZ$200 – 250、書類記入は全て英語)、陰性証明をもらう(陽性の場合は出発不可) 9月7日からワクチン三回接種者は不要→ 7・日本入国6時間前まで政府指定のアプリ(MySOSとCOCOA)をインストール、入国時のファストトラックのために必要事項を入力しておく → 8・アプリが無理の場合、質問票に記入

✓ニュージーランド出発時:9・3回ワクチン未接種者は上記陰性証明書を見せてフライトチェックイン(3回ワクチン接種者は不要)

日本入国時5月26日、日本政府発表のリストでニュージーランドは「青」になりましたので、6月1日よりワクチン接種有無にかかわらず、入国時検査は不要となりました。
10・空港にて待機 → 11・ファストトラック登録確認(チェックリストあり) →  12・待ち時間にスタッフが書類やアプリの確認作業 → 13・荷物を受け取り、入国審査

✓自宅到着後5月26日、日本政府発表のリストでニュージーランドは「青」になりましたので、6月1日よりワクチン接種有無にかかわらず、自宅隔離は不要となりました。
(詳細は厚生労働省内サイトページで)

 

来シーズンの当社営業について

私どもは先シーズン期間の終了した4月ごろから、「当社の来シーズンの営業をどうしていくか」を検討しておりました。

5月半ばに日本に来て、日本の状況を実際の目で上記のように日本も感染者数が増加していたため、ツアーご参加にお誘いしたり、お越しになるのをお尋ねしたりするのが憚られるような雰囲気の中で、どうしたものかと考えあぐねておりました。

また、次のシーズン(11月~翌年3月)にお越しになる旅行会社グループさま、個人グループさま、個人のお客さまを始め、弊社企画ツアーの予約手配を例年2~3月には完了させていたのが、一年の半分も過ぎてしまった7月から始めて、果たして出来るのだろうかという不安もありました。

しかし、(条件はあるものの)国境が開いた、航空便も運行される、現地のホテルやツアーなどのサプライヤー(提供会社)も元に戻りつつあるということ、日本の旅行会社さまもニュージーランドツアーを販売し、催行決定を出していること、24日に発表になった日本入国条件が緩和したことを見て、当社も来シーズン、営業することを決定いたしました。

 

日帰りハイキング料金改定と オリジナルツアー企画設定

来シーズンの当社営業期間は10月25日から2023年4月14日(その後もご要望により対応いたします)といたします。

当社サイト内掲載の日帰りハイキングの料金も来シーズン用、2022 / 2023シーズンに改定しいたしました。ご希望の方はお問い合わせ、もしくはお申込みページよりお申し込みが可能となっております。

そして、出来るか不安だった予約手配もすることができ、以下の当社企画設定のツアーを4本、設定いたしました。

12月2日発~12日着、マウントクックリリーの時期・マウントクックとフィヨルドランドハイキング、ミルフォードトラック11日間(6名さま限定、残席2

12月25日発~2023年1月2日着、年末年始期間・フィヨルドランドとワナカハイキング、ルートバーントラック9日間(4名さま限定、残席2) *行程は1月発と同じになりますがルートバーントラック中の当社ガイド同行は未定です。ツアー代金はお問い合わせください

2023年1月6日発~1月14日着、高山植物が咲き乱れる時期&祝日を挟みます・フィヨルドランドとワナカハイキング、ルートバーントラック9日間(6名さま限定、残席6)

2023年3月11日~21日着、祝日を挟みます・フィヨルドランドハイキング、ミルフォードトラックとマウントクック11日間(5名さま限定、残席4

※上記残席数は8月29日現在。日々変化しておりますので各ツアーページにて掲載してまいります。

(現在、ニュージーランドには2回ワクチン接種で入国可能ということで、日本入国時のPCR検査が必要となる三回が未接種の方はその旨、お伝えいただければ、現地でのPCR検査をサポートしてまいります)

来シーズン(2022年11月半ば~2023年4月初めまで)のミルフォードトラックガイド付きツアー予約はほぼ満席となっております。このコースを歩きたい方は、当社ツアーでは上記人数分(ツアーによってはガイド分も)お席を確保しております。

今後、上記4ツアーの行程、ツアー代金などをサイト内に記載し、当社サイト上部メニュー「企画ツアー」からご確認できるようにしてまいります。その前にご参加をご検討になりたい方は、日帰りハイキングと同じく、お問い合わせ、もしくはお申込みページよりご連絡ください。

当社は常に日本の状況、ニュージーランドの状況、航空便やホテルやツアーのサプライヤーの様子を見ながら、当社の営業、当社企画ツアーの設定を検討、判断しております。ニュージーランド航空と同じく、今後の状況によっては、行程や期間、催行を変更することもありますこと、予めご承知おきいただければ幸いです。

お尋ねになりたい点、ご不明な点などございましたら、当社までご連絡をお願いいたします。

 

とは言っても

来シーズンの営業を決めたものの、お客さまとのやり取りでの反応や、お言葉を伺うと、頭や心の中には「迷い」も生じます。

「ニュージーランドにいらしてほしい」とお話ししても、「家族から、職場から難色を示された」、「現地で陽性になって、本隊と離れて残るのは嫌」「(現在はなくなりましたが)日本入国時の陰性検査に時間もお金も掛けるのはちょっと」と新規感染者増加の状況や双方の国の入国条件に打ちのめされます。

今後、新規感染者数が減り、ニュージーランと日本の両政府が水際対策を徐々に変更して行って、航空便も落ち着いて~というように状態が進んで行けば、海外旅行にも行き易くなって、ニュージーランドにもお越しいただけると見ております。

 

不安を感じながらも営業とツアー設定を決めた後は「前を向いて歩いて行くのみ」

どうぞ、当社とのお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。

 

ニュージーランドは少しづつ暖かくなってくる頃、日本もお盆が終わり、秋の気配を感じる頃になります。皆さま、くれぐれも感染と体調にはお気を付けて、お元気にお過ごしください。

皆さまからのお問い合わせ、お申込み、お待ちしております!!

 

ロシア、ウクライナの問題が起きて半年が経ちました。双方の国の皆さまに早く安寧、平穏の日々が戻りますように

 


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※ニュージーランド政府 COVID19(新型コロナウイルス)サイト 日本語ページ
※ニュージーランド保健衛生省サイト内、現在の感染者状況ページ
※ニュージーランド保健衛生省サイト内、ニュージーランドのワクチン接種率データ
※外務省海外安全ホームページ: https://www.anzen.mofa.go.jp/
※上記サイト内、新型コロナウイルス(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限)ページ: https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html
※厚生省・水際対策に係る新たな措置についてページ:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html

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