2022年も半分が過ぎました

皆さま、いかがお過ごしでしょうか、気候も、起きている出来事も目まぐるしい毎日ですね。
先回のお知らせが5月下旬で、6月もこの「お知らせ」を投稿しようと思いつつ出来ないまま過ぎてしまい、7月も間もなく半分が過ぎようとして、「2022年はもう半分以上過ぎたんだ」と気づきました。

ニュージーランドでは例年になく気温が下がり、積雪も多い寒い冬となっています。今日から明日にかけて北島に台風のような大きな低気圧が来て、各地で荒れたお天気になっているようです。また、昨年に祝日制定されたマオリ族の新年の日「Matariki-マタリキ」が今年から開始、6月24日が祝日となりました。

日本では梅雨入りしたと思ったら、二週間ほどで明けてしまい、6月下旬からは10日間ほど猛暑日が続くという異常気象。いつもより一か月早く猛暑になったことで身体が付いてゆけず、マスク着用もあって、たくさんの方が熱中症に罹っています。ここ一週間ほどは猛暑ほどではないものの、ムシムシした暑い日もあり、体調管理に留意が必要です。

そして、7月8日の凶事。今日が告別式とのこと、謹んでお悔やみ申し上げます。

 

冬のニュージーランドで感染者増加

先回のお知らせ以来、ニュージーランドでの新規感染者数は5000人台~8000人台で推移し、ウイルスの動き、「罹っていない人を”宿主”にするため見つけて、新規感染者を増やす」を体現しているかのようです。冬季に入って、ニュージーランド政府はCovid(新型コロナ)感染だけではなく、増加するであろうインフルエンザのワクチン接種も受けるように呼びかけていました。

6月半ば、少しづつ新規感染者が減ってきていた状況と他国での動きをみた政府は、16日に「6月20日23:59から入国前のPCR検査を不要にする」と発表しました。これは6月下旬から始まる、オーストラリアのスクールホリデー(冬休み)に合わせたこともあるでしょう。
ただし、政府はこの上記検査が不要になることで、感染者拡大に緩みが出ることを避けるべく、6月30日に「”信号システム” Covid-19 Protection Flamework の色は”オレンジ”のまま」と発表。”アメとムチ”を使い分ける対応になりました。

その後、これが賢明な対応となります。冬本番の7月に入って、新規感染者数が増加。これは世界的にオミクロン変異株の派生型、「BA.4」「BA.5」「BA.2.75」が広がってきていることによるもので、ニュージーランドだけでなく、他国でも感染者が増加しています。先週7月6日には新規感染者数が1万人を越え、今日12日の新規感染者数は11548人、入院患者数も710人となっています。

日本でもこの増加を「第7波の感染拡大」とし、政府は何か対策をするのではと思いきや、すでにまん延防止措置を中止したこと、落ち込んで国内観光の巻き返しをしたいこと、これから夏休みになることもあって、政府は「特に特別な措置はしない」といたしました。こういったことからこれからは「With コロナ」として行くのだと感じます。

 

ニュージーランド(日本)出発前から日本帰国まで~の手順と規定、最新版

5月26日の日本政府の発表、6月16日のニュージーランド政府の発表から以下の「日本出発前から日本帰国まで~の手順と規定」を修正、改訂いたします。

日本出発前 (要 NZeTa 取得):1・3月31日から政府指定の「Traveller Declaration・旅行申告」サイトから登録し、「出発28日前」からワクチン接種状況などのデータを入力  → 2・渡航国指定の「出発〇時間前以内(ニュージーランドは48時間以内・RATかLAMP検査の場合は24時間以内)」に定められた方法での検査を受ける(費用・自費検査となるため1万~2万)→ 3・証明を受け取ったら、このPCR検査もデータを入力するとフライトチェックイン時、入国時に必要な「Travel Pass」が登録メールに送信される手順の詳細・日本語

✓日本の空港:4・フライトのチェックイン時、パスポートと航空券と共に上記「Travel Pass」を見せる

ニュージーランド入国時~滞在中
ニュージーランド市民権所持者、5月5日23:59以降永住権&居住権ビザ所持者、ニュージーランド在住のオーストラリア市民権所持者「以外」ワクチン接種未完了は入国不可
5・入国時、RAT検査を受ける → 6・5日目にRAT検査を受けてアプリやサイトで報告 → 7・6日目にRAT検査を受けてアプリやサイトで報告

ニュージーランド出国前8・日本政府が定める「出発72時間以内」にPCR検査を受け(費用はNZ$200 – 250、書類記入は全て英語)、陰性証明をもらう(陽性の場合は出発不可)→ 9・日本入国6時間前まで政府指定のアプリ(MySOSとCOCOA)をインストール、入国時のファストトラックのために必要事項を入力しておく → 10・アプリが無理の場合、質問票に記入

✓ニュージーランド出発時:11・上記陰性証明書を見せて、フライトチェックイン

日本入国時5月26日、日本政府発表のリストでニュージーランドは「青」になりましたので、6月1日よりワクチン接種有無にかかわらず、入国時検査は不要となりました。
12・空港にて待機 → 13・ファストトラック登録確認(チェックリストあり) →  14・待ち時間にスタッフが書類やアプリの確認作業 → 15・荷物を受け取り、入国審査

✓自宅到着後5月26日、日本政府発表のリストでニュージーランドは「青」になりましたので、6月1日よりワクチン接種有無にかかわらず、自宅隔離は不要となりました。
(詳細は厚生労働省内サイトページで)

ニュージーランド入国前PCR検査は不要となったものの、ワクチン接種の有無、入国後のRAT検査は継続中で、日本入国時の「出発72時間前までのPCR検査」も同じく継続中です。

今月末の7月31日23:59からヴィザ取得の有無なく、全世界からの入国が可能となります。感染者数が減少することはもちろんのこと、10月から始めるニュージーランドの旅行ハイシーズンに向けて、お越しになることをずっと待っていらしたたくさんの方たちが入国しやすいように、上記入国に伴う条件や検査が少しづつ減り、なくなっていくことを願っています。

 

これからの動き

7月31日深夜から国境全面緩和になることはすでに決定しており、今年10月からの来シーズンは「Covid(新型コロナウイルス)感染拡大前と同じ」まで戻らずとも、”ある程度”は戻ってくるのではと見られています(日本では「入国時検査」が大きなネックになりますけど・・・)

これを受けて、ニュージーランドの観光サプライヤー(提供元)から「運営状況を戻していきます」と言う連絡が来るようになってきました。この2年半、旅行に必要な宿泊、ホテルやなどの宿泊施設や景勝地であるミルフォードサウンド観光主催会社らは一部を閉鎖したり、営業を縮小したりして、何とか運営していたのに加え、それ以外の営業休止していた催行会社さんも少しづつ動き始めているようです。

弊社も次のシーズンは、様子を見ながら、縮小か、できれば通常で営業しようと検討しております。運営しようとすると会社や車輌の保険、車輌の準備、そして以前とは異なり、Covid(新型コロナウイルス)感染対策も施していかなくてはならず、どうしても様子を見ながら、検討しながらの営業となってしまいますこと、ご理解いただけますと幸いです。

またもやになりますけれども、今後、何か新しい動きがあった時、当社の今シーズンツアーや日帰りハイキングについて、お知らせしたいことがある場合にはこの「お知らせ」でお伝えしてまいります。私どもが日本におります間もメールは稼働しておりますので、何かございましたら当社メールアドレス、またはお問い合わせページからご連絡をお願いいたします。

 

私事ですが

5月半ばに日本へ来て、あっという間に8週間が経ちました。日本に来ることができなかった2年半に考えた幾つかの「課題」。片付けなければと先送りにしていた実家や義実家に置いてある荷物の片付け、健康診断、銀行関係の申請を一つひとつクリアし、家の修繕や親にお願いされた掃除とまだまだ続きます。

その中で一番の課題である、年老いた両親のケア。ライフサイクルの中で誰もが経験する「親の介護」の時期になったのだとつくづく実感する毎日。幸いなことに4人ともまだ元気ではあっても、2年半ぶりに再会して、身体能力の低下だけでなく、様々な部分の衰えを大きく感じました。それをよく観察して、両親の主体性を保持しながら、補うべく共に生活しています。

私どもが人前&会費制で結婚式を挙げること、海外に行くこと、移住すること、日本とニュージーランドを行ったり来たりして生活すること、自宅を購入すること、会社を経営すること、その都度その都度、頭ごなしに反対せず、私たちの意思を尊重してくれた4人の両親には本当に感謝しています。

このパンデミック、ウクライナ&ロシア問題、8日の凶事から「何気ない日常生活」が貴重だと感じます。4人の両親が幾つまで元気でいられるか判りませんけど、日本にいる間は残り僅かであろう両親との「何気ない生活」を大事にし、好きなことをさせてくれた感謝の気持ちで共に生活しようと思っています(同じことを何回も聞くことより、意固地になるのを辛抱する方がイラつきますね・タメイキ)

このことで皆さまにご迷惑、ご面倒をお掛けせぬよう対応してまいりますので、お付き合いのほど、何卒よろしくお願いいたします。

 

ニュージーランドも日本も天候が不安定、寒さや暑さが厳しい折、皆さま、体調にはお気を付けて、お元気にお過ごしください。

 

ロシア、ウクライナの問題は続いています。双方の国の皆さまに早く安寧、平穏の日々が戻りますように

 


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※ニュージーランド政府 COVID19(新型コロナウイルス)サイト 日本語ページ
※ニュージーランド保健衛生省サイト内、現在の感染者状況ページ
※ニュージーランド保健衛生省サイト内、ニュージーランドのワクチン接種率データ
※外務省海外安全ホームページ: https://www.anzen.mofa.go.jp/
※上記サイト内、新型コロナウイルス(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限)ページ: https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html
<追加!> ※厚生省・水際対策に係る新たな措置についてページ:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html

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