全世界に向けて国境再開を発表(5/30追記)

5月11日にニュージーランド政府より大きな発表があったのに、それから大分遅れての投稿になってしまいました。

と申しますのも、先回のお知らせでお伝えしましたように、私ども、5月18日から五か月ほど日本行きを決め、5月13日にはテ・アナウの自宅を出るということで、大きな発表のありました11日はメールなどのデータ移行した後、自宅の大掃除中とあって、このお知らせを更新することが出来なかったからです。

また13~14日とテ・アナウから日本への国際線出発地&出発72時間前検査を受けるクライストチャーチへの長時間移動、15日に出発前検査、17日にニュージーランドを出国し、18日に中部セントレア空港に到着するという中で、このお知らせでお伝えしていた「日本入国までの流れ」を実際に経験し、それも併せてお伝えできると思い、諸々のことが落ち着いてからと考え、今日やっと投稿しております。

それではまず、先回のお知らせでお伝えした国境管理緩和より、さらに大きく前進した国境管理緩和についての発表内容をお伝えします。

 

全世界に向けての国境再開が二カ月早まります!

5月11日の政府発表で、元来の計画より二か月早く、7月31日23:59(実質的には8月1日)から全ての国からの渡航が可能となりました!! 同時にクルーズ船もニュージーランド海域に戻ることが出来、留学生も人数制限なくヴィザ申請が出来、入国可能となります。

この日の発表では、国境開放と合わせて、外国人労働力確保のための移民(就労)ビザプロセスの簡素化も発表され、移民ビザ取得が容易になる熟練した技術所持者リスト、現在、国内に滞在している既にビザを所持し、就労している人たちが引き続き終了できる延長、そして、観光業界では就労ビザ取得時条件を緩和して就労ビザを取得し易くする、なども明らかになりました。

そして政府は入国時に必要な「出発48時間前検査」についても、7月31日23:59から失くすと明言し、後々の発表していくとしました。

ただ、ワクチン接種条件や、入国後に各自で行う検査については触れておらず現状のまま。
4月三週頃には縮小していくであろう~と予測されていた新規感染者数は、5月に入っても毎日6000~9000人の間で推移と縮小傾向ではなく、これから冬季を迎え、再度、増加するかもしれないことも見据え、「”信号システム” Covid-19 Protection Flamework 」を継続することからのようです。

 

ニュージーランド(日本)出発前から日本帰国まで~の手順と規定を体験してみて

この間、何回か掲載してきた「日本出発前から日本帰国まで~の手順と規定」
今回、日本へ来ることで、以下の「✔」の四項目目からを実際に体験することになりました。

日本出発前 (要 NZeTa 取得):1・3月31日から政府指定の「Traveller Declaration・旅行申告」サイトから登録し、「出発28日前」からワクチン接種状況などのデータを入力  → 2・渡航国指定の「出発〇時間前以内(ニュージーランドは48時間以内・RATかLAMP検査の場合は24時間以内)」に定められた方法での検査を受ける(費用・自費検査となるため1万~2万)→ 3・証明を受け取ったら、このPCR検査もデータを入力するとフライトチェックイン時、入国時に必要な「Travel Pass」が登録メールに送信される手順の詳細・日本語) <注・4月4日23:59からは(My Vaccine Pass)アプリは不要>。

✓日本の空港:4・フライトのチェックイン時、パスポートと航空券と共に上記「Travel Pass」を見せる

ニュージーランド入国時~滞在中
ニュージーランド市民権所持者、5月5日23:59以降永住権&居住権ビザ所持者、ニュージーランド在住のオーストラリア市民権所持者「以外」ワクチン接種未完了は入国不可
5・入国時、RAT検査を受ける → 6・5日目にRAT検査を受けてアプリやサイトで報告 → 7・6日目にRAT検査を受けてアプリやサイトで報告

ニュージーランド出国前8・日本政府が定める「出発72時間以内」にPCR検査を受け(費用はNZ$200 – 250、書類記入は全て英語)、陰性証明をもらう(陽性の場合は出発不可)→ 9・日本入国6時間前まで政府指定のアプリ(MySOSとCOCOA)をインストール、入国時のファストトラックのために必要事項を入力しておく → 10・アプリが無理の場合、質問票に記入

✓ニュージーランド出発時:11・上記陰性証明書を見せて、フライトチェックイン

日本入国時5月26日、日本政府発表のリストでニュージーランドは「青」になりましたので、6月1日よりワクチン接種有無にかかわらず、入国時検査は不要となりました。
12・空港にて待機 → 13・ファストトラック登録確認(チェックリストあり) → XX・健康カード記入とPCR検査(経験者の方々によると待ち時間にお水を飲めず、唾が出なくて困ったとのこと)→ 14・待ち時間にスタッフが書類やアプリの確認作業 → XX・検査結果待ち~結果受け取り(ここで陽性の場合は政府の隔離施設へ)→ 15・荷物を受け取り、入国審査

✓自宅到着後5月26日、日本政府発表のリストでニュージーランドは「青」になりましたので、6月1日よりワクチン接種有無にかかわらず、自宅隔離は不要となりました。
XX・ワクチン三回接種済みの場合は自宅隔離なし、XX’・ワクチン接種未完了か接種していない場合は7日間の自宅隔離 → XX・自宅隔離三日目にPCRかRAT検査を指定医療機関で受けて(費用・自費検査のため0.2万~4.5万←金額にはもっと幅がありました)、陰性なら隔離終了 → XX・検査を受けない場合は7日目まで自宅隔離(詳細は厚生労働省内サイトページで)

8のPCR検査を、15日にクライストチャーチ空港内にある検査会社で受け、7時間後には陰性結果をいただき、同時に医師の署名のある「日本政府指定フォーム」もメールで受け取ることが出来て、とても早くてびっくり。翌日16日には上記フォームを印刷し、MySOSアプリへの記入を済ませ、画面がグリーンに(この時、QRコード画面をスクショしておくとよいです)
17日のシンガポール航空フライトチェックイン時、カウンターで印刷しておいたフォームを見せ、18日の入国時は12~17がスムーズに済んで、1時間45分ほどで到着ロビーに。

その後、公共交通機関でそれぞれの実家に移動、私どもは18’に該当なので、翌日19日から7日間の自宅隔離に入りました。隔離期間短縮のためにそれぞれの実家近くの医療機関での検査を受けることも考えたものの、滞在期間が五か月あること、検査受け取りが週末で短縮しても市役所などへ行けないことから、検査を受けず、20のそのまま7日間、自己隔離しようと判断しました。

この自己隔離中、毎日入国者健康センターからビデオ電話があり、健康状態報告を送信することになっています。と・こ・ろ・が!、19日も20日も何の音沙汰もなく、心配になって入国者健康センターにメールしてみました。すると「中部空港検疫所支所に電話してください」との仰せ。電話してみると、「18日は中部空港検疫所支所でシステム不具合があり、入国者全員、入国記録に残せていません」「システムが復旧したら、連絡が行きます。こなくても7日が終わったら、自己隔離を終了してください」とのこと。

Twitterなどで見ていたビデオ電話を経験したい私たち、明日25日が隔離最終日でラストチャンスになるのに、それが叶わないまま、隔離終了になるのは寂しいな・・・。
上記ニュージーランド出国~日本入国の流れについては、拙Twitteアカウントのツイートスレッドでもどうぞ。

 

 入国したら、日本政府からも新しい水際対策についての発表が!

実家に到着して、2年半ぶりに両親、弟家族に再会して、すごーく感動するかと思ったら、意外と普通。この状況前まで「毎年、ニュージーランドと日本を行き来していたこと」を二年休んだっていう感じじゃない?という感じでした。ここ数日は休みながら荷物を片づけ、洗濯をし、「帰ってきたらやってもらいたいこと」をやる毎日。言われた用事をやることも親孝行の一つです。

そんな中、20日に日本政府から新たな水際対策対策が発表され、内容を見たら、つい「私たちが入国してからの発表なんだぁ」と言ってしまいました(以下画像クリックで全ての発表内容がご覧いただけます)

日本政府は、この赤・黄・青に分ける国について、赤は四カ国、黄は100カ国、青はアメリカやイギリスを含む100カ国ほどということだけで国名は明らかにしておりません。でも、多分たぶん、ニュージーランドは「青」になるのではと見ています。

そうなると「ワクチン接種3回目の有無によらず、に入国時検査も、自己隔離もなし」となるんですよね・・・。まぁ、今回、アプリで申告しておくと早い、日本の唾液検査の方が採取し易かった、中部空港スタッフは対応が良かった、などなどの経験が出来たからよしとします。

5月30日追記:ニュージーランドは上記リストの「青」になりました。

 

これからの動き

「”渡航”というのはそれぞれの国を行き来することなので、二か国間の出入国条件が同じになるのが一番良いですよね」

Covid-19(新型コロナウイルス)感染拡大が起き、国境封鎖になってから、このお知らせページでもオンラインツアーでお客さまから質問があった時も、そう答えてまいりました。当社のあるニュージーランドと、ご参加されるお客さまがお住いの日本、その二つの国の出入国条件が同じになる、それもその前の状態に戻るのがベストです。

そう考えますと、ニュージーランド側は全世界からの入国OKで入国前検査不要(予定)、でもワクチン接種必須、入国後検査必要。日本側は全世界からの入国OKだけど、感染状況でワクチン接種や自己隔離の条件有り(ニュージーランドは接種有無も自己隔離も不要になるのでは)、入国前検査必要(プラス入国時検査が必要な国も)と、ニュージーランドとEven(対等)にはなっていません。

一番良いのは、ワクチン接種有無不要、入国前検査不要、入国時検査不要、入国後検査不要、自己隔離不要になること。さらにニュージーランド航空の成田便が毎日になって、旅行期間の制限がなくなること。できれば、ニュージーランドの良いシーズンを迎える10月頃にはこの状態に近くなってほしいと思っております。

来シーズンの当社企画ツアーについても、ニュージーランド航空が週3便のままでは旅行期間に制限があって、なかなか難しい。早く「毎日」とならないかな、と思っていたら、ジェットスター航空が7月21日から、成田~ケアンズ間を週5便にするとのニュースが入ってきましたので、前向きに待つことにします。

勿論、また何か新しい動きがあった時、当社の今シーズンツアーや日帰りハイキングについて、お知らせしたいことがある場合にはこの「お知らせ」でお伝えしてまいります。
私どもは10月半ばまで日本におります。その間もメールは稼働しておりますので、何かございましたら当社メールアドレス、またはお問い合わせページからご連絡をお願いいたします。

 

ロシア、ウクライナの問題が起きてから90日が経ちました。双方の国の皆さまに早く安寧、平穏の日々が戻りますように

 


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※ニュージーランド政府 COVID19(新型コロナウイルス)サイト 日本語ページ
※ニュージーランド保健衛生省サイト内、現在の感染者状況ページ
※ニュージーランド保健衛生省サイト内、ニュージーランドのワクチン接種率データ
※外務省海外安全ホームページ: https://www.anzen.mofa.go.jp/
※上記サイト内、新型コロナウイルス(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限)ページ: https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html
<追加!> ※厚生省・水際対策に係る新たな措置についてページ:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html

 

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