5月2日より国境再開+新たな発表

5月4日のテ・アナウは秋らしい空が広がる麗らかなお天気。
日本はGW中、それも3年ぶりの行動制限措置のないGWとあって、お出掛けを楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。

本当は4月中にもう一回は投稿しようと思っておりましたけれども、すでに5月1日23:59以降、「観光ヴィザ事前取得免除国からの入国可能」が決定していたことから、その日を待っての投稿としました。

 

やっと2日から国境が開きました!

めでたく5月2日朝から数便の航空便が到着し、空港到着ロビーでは3年ぶりに再会して、抱き合って喜びの涙をこぼす、家族やカップル、友人たちの姿が放映されていました。Twitterでも日本でこの様子が放映されたとありましたので、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんね。

日本もこの「観光ヴィザ事前取得免除国」の一つとあって、日本からの渡航も可能となりました。現時点で、この渡航には*ワクチン接種済みであること、*出発48時間前のPCR(もしくは24時間前のRATかLAMP)検査が陰性であることの「条件付き」となっています。

そして、5月3日の政府発表により、今までニュージーランド市民権所持者のみだった「ワクチン接種証明不要」の入国が、5月5日23:59より「ニュージーランド永住権&居住権ビザ所持者、ニュージーランド在住のオーストラリア市民権所持者」まで拡大されました。

やはり、一番はこのCovid-19(新型コロナウイルス)感染拡大前のように、誰もが「ワクチン接種証明や陰性証明なし」で入国可能になることです。恐らく、これらの条件も今後、入国可能なヴィザ所持者→ヴィザ免除国→全員、と段階的に解除されていくのではと予測しています。

 

オミクロン株感染はまだ継続中であるものの

先回の投稿以来、一日ごとのオミクロン株蔓延による新規感染者数は一時6千人まで減ったものの、相変わらず1万まで増えたり減ったりしております(5月4日の新規感染者数は8454人) 中々減少せず、これからニュージーランドは季節が冬になるため、感染者数の増加とインフルエンザの流行も懸念されています。

それでも国境再開に踏み切ったのは、国内のワクチン接種率が96%であることを前提に、すっかり落ち込んでしまった重要な資源である「観光業」や「留学関連業」のことを考え、他国の「ワクチン接種証明書、陰性証明書不要での渡航」開始も受けて、「With Covid(新型ウイルスと共に)」に方向転換していくようです。

ニュージーランドの航空会社、ニュージーランド航空も、国内線では4月14日からワクチン接種証明と陰性証明なしでの搭乗が可能、5月1日からワクチン接種証明なしでの搭乗可能となりました(ただし、渡航国によりワクチン接種、陰性証明が必要の場合はそれに沿う)便数も、現在は週一便なのを、7月からは週三便、その後の繁忙期に向けて、増やしていくとのことです。

こうして徐々に、私たちの生活は「With Covid(新型ウイルスと共に)」になっていくのでしょうね。

 

再々掲・日本出発前から日本帰国まで~の手順と規定

3日の政府発表と厚生省のお知らせにより、先回の投稿でお伝えした以下手順(赤字部分)が再度、変更となりました。

日本出発前 (要 NZeTa 取得):1・3月31日から政府指定の「Traveller Declaration・旅行申告」サイトから登録し、「出発28日前」からワクチン接種状況などのデータを入力  → 2・航空会社 渡航国指定の「出発〇時間前以内(ニュージーランドは48時間以内・RATかLAMP検査の場合は24時間以内)」に定められた方法での検査を受ける(費用・自費検査となるため1万~2万)→ 3・証明を受け取ったら、このPCR検査もデータを入力するとフライトチェックイン時、入国時に必要な「Travel Pass」が登録メールに送信される手順の詳細・日本語) <注・4月4日23:59からは(My Vaccine Pass)アプリは不要>。

✓日本の空港:4・フライトのチェックイン時、パスポートと航空券と共に上記「Travel Pass」を見せる

ニュージーランド入国時~滞在中
ニュージーランド市民権所持者、5月5日23:59以降永住権&居住権ビザ所持者、ニュージーランド在住のオーストラリア市民権所持者「以外」ワクチン接種未完了は入国不可
5・入国時、RAT検査を受ける → 6・5日目にRAT検査を受けてアプリやサイトで報告 → 7・6日目にRAT検査を受けてアプリやサイトで報告

ニュージーランド出国前8・日本政府が定める「出発72時間以内」にPCR検査を受け(費用はNZ$200 – 250、書類記入は全て英語)、陰性証明をもらう(陽性の場合は出発不可)→ 9・日本入国6時間前まで政府指定のアプリ(MySOSとCOCOA)をインストール、入国時のファストトラックのために必要事項を入力しておく → 10・アプリが無理の場合、質問票に記入

✓ニュージーランド出発時:11・上記陰性証明書を見せて、フライトチェックイン

日本入国時:12・空港にて待機 → 13・ファストトラック登録確認(チェックリストあり) → 14・健康カード記入とPCR検査(経験者の方々によると待ち時間にお水を飲めず、唾が出なくて困ったとのこと)→ 15・待ち時間にスタッフが書類やアプリの確認作業 → 16・検査結果待ち~結果受け取り(ここで陽性の場合は政府の隔離施設へ)→ 17・荷物を受け取り、入国審査

✓自宅到着後:ニュージーランドは指定国ではないので、18・ワクチン三回接種済みの場合は自宅隔離なし、18’・ワクチン接種未完了か接種していない場合は7日間の自宅隔離 → 19・自宅隔離三日目にPCRかRAT検査を指定医療機関で受けて(費用・自費検査のため0.2万~4.5万←金額にはもっと幅がありました)、陰性なら隔離終了 → 20・検査を受けない場合は7日目まで自宅隔離(詳細は厚生労働省内サイトページで)

 

 この流れや動きを見て

4月より段階的に開始されている入国制限緩和は、これからの予定では7月より労働ビザ所持者、10月より観光ビザ必要国、4月に許可された以外の学生ビザ所持者の入国が可能になっていきます。それと共にワクチン接種証明、陰性証明などの「条件付き」解除も進んで行き、以前と同じ状態に戻っていくことになります。

2シーズンにわたり、ほぼ休業状態だった当社の営業も、通常が10月半ばから4月半ばまでということで、来シーズン(2022年10月半ばから2023年4月半ばまで)は例年通りの営業が出来るのではと見ております。

繁忙期の営業には、この5~9月の閑散期の間に、来シーズンに向けて、日帰りハイキングの料金改定、ツアーの企画設定、その予約手配、お客さまへの連絡、などなど「やらねばならないこと」がたくさんあります。この目の前に高く積みあがっていることを、2020年4月以来、2年間ですっかり怠けてしまった身体と気持ちに鞭打ち?、少しづつ「カン」を取り戻しながら、クリアして行こうと思っております。

 

またもや私事で申し訳ございません

そして、先回の投稿でも少しお伝えいたしました、私どもの日本行きについて、やはり双方の老齢の両親のこと、徐々に日本への入国可能者数が増えている状況、あと日本で放ったらかしになったままになっている、2019年まで続けてきた「ニュージーランド↔日本の生活の中で必要だった諸々のこと」を整理するためにも、10月半ばまでの五カ月間ほど、日本に行くことにいたしました。

その間、当社のメールアドレス、このサイト内のお申込みお問合わせの2つのフォームは稼働しておりますので、いつでもご連絡いただけます。また、TwitterのDMからのご連絡も可能ですから、何かございましたら、ぜひご連絡ください。

さらに現在予約・催行中のオンラインツアーは「6~10月の五か月間、休止」といたしまして、11月以降の催行については検討し、9月頃お知らせしてまいります。この五か月の間で、もし「催行してほしい」というリクエストがあり、私どもの都合が付く場合は催行してまいりますので、こちらもご希望の方はメールお問い合わせフォームにてご連絡をお願いいたします。

私どもは、日本滞在中もニュージーランドと日本、双方の動向を注視し、それに合わせて動き、お知らせすることがある時にはこの「お知らせ」にて伝えてまいります。
どうぞ、今後とも引き続きのお付き合いのほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

オンラインツアー、5月までの催行となりました、お部屋に居ながらにして、フィヨルドランドをハイキングで歩きませんか。


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※ニュージーランド政府 COVID19(新型コロナウイルス)サイト 日本語ページ
※ニュージーランド保健衛生省サイト内、現在の感染者状況ページ
※ニュージーランド保健衛生省サイト内、ニュージーランドのワクチン接種率データ
※外務省海外安全ホームページ: https://www.anzen.mofa.go.jp/
※上記サイト内、新型コロナウイルス(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限)ページ: https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html
<追加!> ※厚生省・水際対策に係る新たな措置についてページ:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html

 

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